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タロットギャラリー

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タロットカードは優れたアーティストによって描かれる「芸術性の高い絵」が魅力。
「タロットはアート」と呼べるほど、見ているだけで魅了される作品が数多く存在します。
数ある所蔵タロットの中から新旧織り交ぜて、少しずつご紹介して行きたいと思います。
(2009/3/22更新)

【Golden Tarot Of Klimt】
「タロットは芸術」と言わんばかりの 「クリムトのタロット」。
金使いを施すクリムトの絵を、豪華なタロットにした逸品。とにかく全てのカードにゴールドの装飾が施されています。名作『接吻』は、「恋人」のカードになっています。実際に使用するには、タロットというよりも「芸術品」を使う感じで、多少気遅れしてしまうかも。私自身も、実用目的ではなく、クリムトの絵がタロットになったことが嬉しいというだけで、発売時に即購入しました。サロンへ来られるゲストの方が、このタロットの実物を見て、感嘆されることがよくあります。
【Sacred Circle Tarot】
写真とCGの見事な調和。全体的に淡いラベンダー調が美しく、自然に根付いたモチーフがあしらわれています。ニューエイジの流れとナチュラリズムの中間の作風。
黒い縁取りの大判サイズは写真映えするので、サロン風景の撮影に使用することが多いです。
小アルカナもセミ絵札で使いやすく、全てのカードの上部にはキーワードが記されています。アメリカのニューエイジ系タロットの秀作だと思います。
【Medieval Scapini Tarot】
中世イタリアのものを忠実にコピーした傑作です。芸術性が非常に高く、大変に美しく 厭きの来ないデッキ。私自身も愛用して10数年が経ちます。現使用カードは5代目。
小アルカナの絵は、ウエイト版がベースにありながらも独自の世界が感じられ、その絵柄からも深いインスピレーションをかき立てられる素晴らしいデッキです。個人的にも、この10数年で最も使用度が高く、魅了されているタロットの一つです。
スカピーニの画筆によるタロットはもう一作品あり、そちらも中世のアンティークな雰囲気が感じられる内容です。
【Der Haindl Tarot】
米国のアーティストが手掛けた、自然崇拝に根ざしたとても美しいカード。イーチン(易)や占星術、世界各地の神々など、神聖な象徴が多数盛り込まれた奥深い内容です。
カード裏面のデザインは、好みが分かれるところかも知れませんが、対面でゲストを占うにはインパクトが高いのではないでしょうか。今はアメリカ版が主流(?)のようですが、私の所有カード(初版)はドイツ版で紙質がとにかく素晴らしく、20年前当時でお値段も高額(単品で1万円ほど)でした。今手に取っても手触りの素晴らしさと絵の美しさにはため息が出ます。
【Neuzeit Tarot】
英名「New Age Tarot」と呼ばれる、如何にもエキセントリックでヒップなタロットデッキ。個人的には三本指に入るほど大好きなカードなのですが、残念ながら紙質が悪すぎて、使用頻度が多い場合は数ヶ月でボロボロになります。私自身も、3デッキ使用済み。国内では比較的入手困難。この強烈なブラックジョークに満ちたカードで、真剣に悩んでいる方々を対面鑑定している時、何か申し訳ないような気持ちになったことすらある、かなりアクの強いカード。しかし、愛すべき秀作だと思います。
私用のカードは古巣(魔女の家・仙台)に置いたまま(!!)
【Gipsy Tarot】
いかにも「ジプシー(ロマ民族)」という作風の独創的なタロット。
絵柄は上のNewAgeに似たところもありますが、こちらはプラスティック加工されているので紙質も上等。このような絵柄が好きな方にとっては非常に愛着が湧いてくるカードでしょう。小アルカナは数札。
この手の、独特のタッチで細かく書き込まれた絵と、濃厚な色彩に一度馴染むと、やみつきになります。

【Classic Tarot】
イタリアのLo Scarabeo社の出版。19世紀銅版画の素晴しい復刻版タロットデッキです。強過ぎず弱過ぎない色使いや、絵の美しさ、芸術性の高さは群を抜いているのではないでしょうか。
特に、大アルカナの絵の完成度は古典版でもトップクラスだと思います。カードの持つ雰囲気・デザイン性から、古いのに新しい、非常に素晴らしい作品です。小アルカナは典型的な古典的デザインで、とても美しく使い易い内容になっています。
【Mermaids Tarot】
同じくLo Scarabeo社のデッキ。人魚をモチーフとした非常に美しいタロットで、海中の世界が美しく描かれています。このカードは、特に絵のテクニックが秀抜で、色使いも全体的に淡い中間色が多く、視覚的にとても癒されるカードです。マーメイドというだけあり、小アルカナは 「貝殻(カップ)」、「真珠(コイン)」、「銛(スォード)」、「オール(ワンド)」のモチーフで描かれています。でも、ベースはウエイト系なので比較的使い易いのではないでしょうか。因みに、サイトでの限定無料ワンオラクルでは、このカードを使用しています。
【Da Vinci Tarot】
ダ・ヴィンチの絵を元に構成されたイタリアのタロット。全絵札。
セピア系ベースに淡くくすんだ色彩が広がり、視覚的にも落ち着いた雰囲気。お馴染みの絵が、どのカードに使われているかが面白いかも。因みにモナリザは「女教皇」(※写真)です。
ダヴィンチの絵のタロットを実践で使うかどうかは別として、この様な頼もしい試みが積極的に行われている西洋は、さすがタロット発祥の地だと感じさせられます。ある意味、羨ましい。
【Ibis Tarot】
エジプト好きな方にお勧めのカード。鮮やかな色使いとハッキリしたタッチで描かれています。全体的に、やや平面的に見えますが、それぞれの象徴も盛り込まれており、興味深いカードです。
実は私はエジプト風のタッチはどちらかと言うと苦手だったのですが、このカードは雰囲気に惹かれて購入。
【Universal Tarot】
イタリア初のウェイト版。ライダー版に比べて色彩が豊かで、淡いパステル調のカラーが美しいカードです。
当サロンのタロットスクールでは、ビギナーの方にはこのデッキを推奨しています。とても使いやすく、初めてタロットに触れるビギナーには最適です。
ウエイト版には様々な色使い・デザインのカードが多様にありますが、中でもこのカードの色の美しさは格別。平面的なウエイト版が苦手な方にはおススメのデッキです。
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初めてタロットデッキを購入される場合、78枚全絵札で定番的なウェイト版系がお勧めです。
日本ではアメリカのタロット出版社『U.S.Games Systems』のカードが広く流通していますが
個人的に使用頻度も高く 注目しているのはイタリアのタロット出版社『Lo Scarabeo』※のカード。
芸術性が高く非常に美しい作品が近年数多く発売されています。

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